消防訓練 in 中国

ソフトウェアパークの消防訓練があるとことでMさんから参加しますかと聞かれ参加することにした。
放送がかかって非常口から集合場所へ集まるらしい。
今まで意識しなかった壁のドアが非常階段に通じていて、そこからビル内の階段を降りていく。
日本のような非常口ランプは無く、薄暗い中を前の人に当らないよう降りていく。
降りたところに広場があり、そこが集合場所だ。小冊子を配られた。

消防訓練で配布された冊子

その冊子に書かれている会社は、ソフトウェアパークを管理している日系企業だと言うので、Yahooで検索したところ確かに日本の企業の海外会社だった。集合場所では誰かがリードすること無く、また点呼などもなく、集合場所の真ん中ではなぜか抽選会が行われていた。
近づいて見ると女の人が集まっていて、抽選の箱の横には様々なぬいぐるみが置いてあった。抽選の度にきゃーと声が上がり誰かがぬいぐるみをもらっていた。

抽選会

人を集める目的で抽選会を行いプレゼントを配るらしい。さすが中国らしいと感心した。
ちなみに、抽選券は入居している各社の窓口である総務のようなところに配布されているらしく、その部署に縁が無いとそもそも抽選券がもらえない。
あと終わってから日本のような外れ馬券が舞い散るシーンは無く、下に抽選券が落ちていなかったことから、限定数の全部当たりの抽選券なのかもしれない。

その抽選が終わるまで、その姿を我々は遠巻きで見ながら雑談していた。
脇を見るとその間に、消火訓練や煙の中を歩いて行く体験の準備をしている。
ただ、セットアップ中の消火訓練の炎や、体感の煙は少し派手だ。一瞬出たあまりの炎のすごさに周囲も笑っている。

抽選会が終わると、消火訓練や煙の中を歩いて行く体験が始まる。しかし、その頃には、人はかなり霧散し、人影もまばらだ。
話のネタのため、かなり多めに煙がたかれているテントの中を通って帰って行く。このテントで渋滞しちゃうと死んじゃうなと
思いつつ。。

結局、少し散歩して事務所に戻った。散歩中、スタッフに多くあったことから、消防訓練はひとときの散歩の時間を兼ねている
のかもしれない。