会社が巨額赤字となり、子会社へ10/1付で出向となった。
セクション丸ごとだったがスタッフ業務とシステム統括管理業務が50%ずつの私の担当部署の行方は、子会社のスタッフ部署ではなく、システム開発部署だった。統括だけでなく開発業務そのものも管理し、さらにスタッフ業務も行うという奇妙な位置づけだ。
変なのは予算もそうで、出向元、出向先の両方の部署の予算を管理する。つまり今までの仕入先に出向し、出向先部署での売上先は出向元の自分の部署となり、出向元での決裁はコンプライアンス上のことがありルートが異なるものの、実質出向先での売上/出向元での仕入も自分で行うことになった。
見かけの人員削減を守るために無理が生じていて、何という内部ロスコストなんだろうと思う。
子会社へは親会社から落下傘のように出向となり出向者とプロパーの人員比は1:1となり、責任者は軒並み出向者にすげ替わった。
出向したことで、業務量と人のバランスがおかしく子会社と何度も揉めた委託契約金額は、35%暴利を貪られていたためとあっさりわかり前任の責任者に呆れるしかなかった。それだけ暴利なのに収支トントン、組織運営上の課題が多く、部下も出向先のプロパー含め約5倍に増え、「The 管理職」というますます自分の理想から遠い仕事で毎日が楽しくなさすぎている。
早期退職対象受諾者の対応も終わり、早期退職対象拒否者の対応がこれからだ。早期退職対象者への面談はさらに上位の責任者が行うため双方から漏れ聞くことしかなかったが、ネットニュースでNECの面談について知っていて自分の会社でも同じ状況であることがわかった。そういう情報は伝わるのも広く、会社のことを「うちの会社」じゃなく第3人称で呼んでいることを聞くことが多くなり、皆会社に対する「何か」が壊れたように感じる。
立場上、色々知ることがあり、前向きに思えることほとんど無い。
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