シン・エナジーと関西電力の実際の電気料金比較2022年8月

2022年8月分の電気ご使用量のお知らせが来たので、この記事の今月版を算出。

#2022年10月分を作成時に燃料費調整について錯誤があり修正。

シン・エナジー「【昼】生活フィットプラン」と関西電力「従量電灯A」の費用との実績で比較。
換算にあたっては関西電力の当該プランページの電気料金計算例を用いた。また燃料費調整費単価は過去の燃料費調整単価の2022年8月分を用いた。

■シン・エナジー
請求額 19,161円(税込)
使用量 663 kWh
*内訳*
・基本料金 304.41円
・電力量料金  13,376.43円
・燃料費調整 3,248.70円
・再エネ発電賦課金 2,287.00円
・支払方法登録割引 -55.00円

■関西電力「従量電灯A」へ換算
・基本料金 341.01円
・電力量料金 17,178.45円(=105*20.31+180*25.71+363*28.70)
・燃料費調整 1,485.18円(=33.66+648*2.24)
・再エネ発電賦課金 2,287.00円
・口座振替割引額 -55.00円
*合計*
21,236.64円(税込)

■参考:関西電力「なっトクでんき」へ換算
・最低料金 285.00円
・電力量料金 16561.95円(=105*20.31+180*24.10+363*27.80)
・燃料費調整 3,248.70円(=73.51+(663-15)*4.90)
・再エネ発電賦課金 2,287.00円
*合計*
22,382円(税込)

この8月度(7月後半~8月前半)は雨天で乾燥機の多用、晴天では気温上昇によるエアコンの昼夜使用で使用量が過去最高になった。

原油価格は落ち着いてきたもののLNG価格は高騰する一方で、関西電力「従量電灯A」プランは燃料費調整が上限で固定のため、今月度は関西電力の方が安いのかと思ったのだが、電力使用量が多くなるとそこの料金で差が大きくつき、結果的にはシン・エナジーの方が約2,000円安い結論となった。

金額面だけで言えば関西の新電力ユーザーが燃料費高騰の状況下においてコスパ良くメリットを最大限享受するためには電力使用量が多い方が良く、節電してはいけない結論になるとは皮肉なものだ。